大腸がんの生存率はどれぐらい?
大腸がんの生存率は、がんの進行状況によって異なります。
大腸がんの進行状況は、大きく4つに分類されます。
・デュークスA(がんが大腸壁内に留まっている状態)
・デュークスB(がんが腸壁を貫いているが、リンパ節転移はない状態)
・デュークスC(リンパ節転移のある状態)
・デュークスD(肝、肺などに遠隔転移している状態)
このように、大腸がんの進行状況は、4つに分けられるのです。
デュークスAの場合、5年生存率は約95パーセントだといわれていますから、亡くなる確率の方が低いでしょう。
デュークスBの場合でも、5年生存率は約80パーセントです。
デュークスCの場合には、5年生存率は約70パーセントだといわれており、デュークスDになると、5年生存率は約20〜25パーセントになってしまいます。
当然ながら、大腸がんの進行が進めば進むほど、生存率が低くなってしまうのです。
ただ、大腸がんは早期発見できれば、命が助かる可能性が非常に高い病気だといわれています。
定期的に健康診断を受けるなどして、早めに大腸がんを見つけることが、自らの命を守るためにも大切になります。